気楽に気ままに

沢登りやキャンプなど、一年を通して自分のペースで気ままに遊んでいます。奥美濃や鈴鹿を中心に沢登りをしています。

中又谷(高地谷支流)沢登り

7月は雨と仕事でなかなか沢登りに行けず‥しかしNさんと平日で2日間予定がくめた。最近は高地谷に通っていたが、奥にある中又谷と樽谷は行けていなかったので、2日間で2つの沢に行こうと計画した。

7月16日  ぼくの仕事が朝の8時30分に終わったのでそこから集合して高地谷へ向かう。前日の天気予報は雨であったが当日は晴れ。最近の天気予報はあてにならない‥

中又谷の出合付近に車を駐車し11時に出発。

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右岸に林道がはしっており歩き始めて5分程で2つの堰堤。どちらも右岸から容易に越える。

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堰堤をこえるとすぐに谷が深まりどんな滝が出てくるかとワクワクする。

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まもなくすると4M程の滝が。水量もそこそこあるがここは水流右側から突破。Nさんは水圧に苦労したため水流左側でザックを荷揚げし、アブミを作ってクリアした。使えるものはなんでも使ってクリアしていくのが沢登りの醍醐味だ。

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無事に越して前を振り返ると高さはないが釜をもった滝が。水流付近はツルツルで足場がない。ボルダームーブでなんとか水流左側から突破。序盤からなかなか楽しませてくれる沢である。Nさんにはスリングを垂らし、それを手掛かりに突破。いつもは登り始めが7時くらいだが、今回は昼前からの出発なので、気温も高く水温もそこまで冷たくない。

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12時15分  430付近の分岐は左股へ。上流から吹き込む風が心地よい。

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その後も登れる滝が続いて気持ちよく登っていくが、滝に取り付いた時、首に違和感が‥もしかしてと思い手をやると、やはりルーヒーちゃんが。びっくりして振り払ったが既に遅し‥次の日腫れ上がった。

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800付近で水が枯れる。このあたりには鹿の糞がそこら中に落ちている。職場の上司が鹿の角を加工していろいろ作っているため、鹿の角を集めている。辺りをうろうろ見渡しながら登っていくが角は見つけられなかった。

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15時頃  雷倉から東へ伸びる稜線へ到着。稜線上は思った以上にしっかりしていてホッと一安心した。しかし山頂に近づくにつれ、道は無くなり踏み跡程度になる。

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15時30分  山頂の雷倉に到着。あたりはガスが立ち込めており展望はおがめなかった。しかし奥美濃のピークを沢登りで詰める達成感は悪くない。山頂で軽く休憩し16時頃に下山開始。

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雷倉から南へ伸びる尾根を下降する。ネットでの過去の遡行記録を見ると歩きやすい尾根と記載があったが‥まあ確かに多少の踏み跡はあるが、正直歩きやすいとは言えない。おまけにガスが濃く降りる尾根を間違えそうだ。GPSで入念に確認しながら下降した。

18時すぎに下山。陽が落ちる前に下山できて良かった。駐車場で着替えているとズボンや足元にヒルが数匹。いつ見ても慣れない‥

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当初の予定は駐車場付近の河原で幕営し明日の沢登りにそなえる予定であったが、ヒルがウヨウヨいたことに2人とも萎えてしまった。考えた結果、揖斐川町に無料キャンプ場があるためそこに移動することに。

せっかくならとコンビニでお酒とおつまみを買い込みキャンプ場へ。と言っても薪がないため、焚き火はなし‥。ボックスを机代わりにしてプチ宴会スタート。

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明日の沢登りにそなえ11時過ぎに就寝‥一応6時に起床する予定であったが‥

 

次の日、起きると7時。そして夜中に雨が降ったらしく外に干していた物が全て水浸しに‥まあ沢登りに行くので別に良いのだが。しかし天気もあまりよくなく、イマイチ2人ともテンションが上がってこない‥Nさんは昼には帰らなくてはいけないということだったので、潔く2日目は中止にした。樽谷は‥まあまたいつか行くでしょー

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結果的に1日だけであったが久し振りにキャンプしたのと新しいピークを踏めたことで満足した。今月はあと1回くらい山に行ければ良しとしよう。

最近は揖斐ばかりだったので、鈴鹿か美濃あたりに行ってみようかしら。