ワサ谷(岩本洞)沢登り
7月23日、いままでの梅雨空がウソのようなド快晴の日。ゆるーく沢登りに行こうかなんてNさんと話し沢登りに行くことにした。場所は以前からネットで気になっていた板取川の岩本洞にあるワサ谷というところ。ゴンニャクという誰がつけたか分からない謎の名前のピークを踏めるということだが‥。
いろいろとありちょっと遅めの10時出発。ワサ谷までの道はガタガタ道でぼくの車では行けず。Nさんに頑張って運転してもらった。
橋の両側からスムーズに降りれる感じではなかったので懸垂降下で入渓。当日の朝まで雨が降っていたので、明らかに水量が多いと思われる。
入渓して5分で1つ目の滝。豪快に水が流れているが右側から。
その後は穏やかで雰囲気抜群の沢が続く。白倉谷にも負けず劣らずの素晴らしい雰囲気だ。
11時頃から両岸が深くたってきてゴルジュ地帯のスタート。泳ぎや滝の登攀があるわけではないが、15メートル程の岩壁に囲まれたゴルジュを進むのは迫力があって楽しい。
ゴルジュの中に大木が倒れた2段4メートル滝、大木をチョコチョコ渡り超えていく。
途中Nさんが大声でなにか叫んだ。ぼくは熊が出たと思いびっくりするとクワガタを見つけたとのこと。久しぶりにクワガタを見た。かっこよくて持って帰ってもよかったが、ちゃんと飼う自信がないので、逃した。
11時30分 ゴルジュがそろそろ終わるかなーというところで立派な大滝が。10メートルはあるだろうか。立派な水量を放っており素晴らしい滝であった。少し戻り右岸から容易に超える。
そのあとはまた穏やかな雰囲気に戻りゆるーい沢登りになる。途中でものすごい大木が根っこから倒れていて、自然の力を思い知る。どんなことがあって倒れたのだろう。
その後は特に目立った滝もなくゆっくりと水が枯れていく。ピークまで残りの標高が100メートルになっても水が流れており、大した藪漕ぎもなく稜線に到着。13時過ぎに無事に目的地であるゴンニャク山頂へ。展望もなく誰が登ってきているのか不明であるが、山頂には可愛らしい看板が。沢登りをしていなければ一生登ることはないであろうピーク。奥美濃はやっぱり渋い。
ピークで小休止し身なりを整える。下山の最中に気づいたがNさんは帽子から下山用の靴まで上下すべてがワークマンで買ったものであった。女性のトータルコーディネートがワークマンはどうなんだろうと思ったが。まあ似合っているから良しとしよう。
下山はワサ谷の北側に並行して伸びている尾根を使って降りる。踏み跡がわりと残っており下山しやすかった。15時過ぎに下山し帰宅。
一度解散した後、夜からは山の仲間たちと飲み会。半年に1回ある定期飲み会で山の話や‥ほとんどが下ネタでクソみたいに笑った。やはり楽しい。山登って酒飲んで最高の1日であった。帰宅したら風呂に入るひまもなく爆睡した。