気楽に気ままに

沢登りやキャンプなど、一年を通して自分のペースで気ままに遊んでいます。奥美濃や鈴鹿を中心に沢登りをしています。

鳴ザコ谷(荒島谷川)沢登り

細尾沢から2週間がたったが、その間はいろいろ用事があり山に行けなかった。前回に引き続きMさんと沢登りにいくことになりどこに行こうか話していると、Mさんとは冬に荒島の南稜とヒメマチ稜に行っており、沢登りから荒島の山頂に行くのも良いなと言うことで、荒島岳の南に伸びる荒島谷川の鳴ザコ谷に行くことが決まった。

 

9月7日の7時に荒島谷川出合付近に駐車し歩き始める。現在この辺りでは中部縦貫自動車道の工事が進んでおり、荒島谷川出合付近も対象である。大規模な工事をしていたが道は整備されており問題なく進めた。

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鳴ザコ谷までは林道を歩いていく。途中で藪がひどくなることもあり多少迷ったりもするが問題なくすすめる。しかし林道から見る荒島谷川の景色はアルプスにも負けない見事な景色が広がっていた。

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鳴ザコ谷に向かう途中で、見える範囲全てが連瀑帯の支流を見つけた。ここも登れたら楽しそうだなーとオシッコしながら眺めていた。

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8時に鳴ザコ谷出合に到着。出合には崖の中に8メートルほどの滝。当然登れるはずもなく左岸のルンゼから巻き上がる。

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その後は適度に登れる小滝が続き快適に高度を上げていく。

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この滝は二度チャレンジしてなんとか登れた。

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10メートル程の滝は直登できないので右側にある細いスラブを登る。スタンス細かく多少ヌメヌメしていたのでちょっと緊張。素直に落ち口にでる。

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その後はたいした滝もなく早めに水が枯れる。水が枯れた地点から頂上まで標高差300メートルほど。ひたすら沢を詰めていく。暑い‥水を節約しながら登らなくては。

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途中で2箇所ちょっとした岩壁が現れた。結構たっていたがスタンスが割とあるように思えたので取り付いてみるが、なんかやらしい‥右往左往しながら1つ目は越したが、2つ目は特にやらしかった‥なんとか登り、念のためロープを垂らしてMさんが登ってくると、途中でホールドが崩れてテンションー。ロープあって助かりました。

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その後は稜線直下まで沢筋が続いており、思ったより藪漕ぎもなく、12時30分に頂上付近の登山道へ合流。歩いて1分で頂上へ。

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頂上には何組かの登山者がおり若者がバーナーでウインナーを焼いていたが、たまらなく美味しそうだ‥。頂上で30分程休憩。Mさんと荒島のピークを踏むのはこれで3回目。ヒメマチ稜も南稜も今回の鳴ザコも素晴らしいルートだ。

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下山はしもやまコースから。稜線歩きはとても気持ち良かったが、このコースが思ったより長く疲れた。なかなか下山は好きになれないなー‥年を重ねればそんな気持ちも変わってくるのだろうか。

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3時半頃に下山。そこから駐車場までは少し距離があったので、歩いて車を取りに行く。下界はさらに暑い‥歩いている途中で自販機があったのでコーラを買って一気飲みしました。

 

ちなみに同じ日に大阪の知り合い2人も荒島岳に登っていたそうだ。頂上で会えなかったのが本当に悔やまれるが、やはり山は世間が狭い。またどこかで偶然会えることを期待する。